2024年1月1日に発生した能登半島地震。
その中でも最も被害の大きかった奥能登地域には11もの酒蔵が存在し、
そのどれもが甚大な被害を負いました。
今までも大きな自然災害に直面した酒蔵は、
蔵の倒壊や醸造機器の破損など様々な要因によって酒造りができず、
酒の流通は止まり経営が困難に。
そしてその銘柄が味の記憶と共に失われていく…といった大きな問題を抱えます。
そこで立ち上がったプロジェクトが「能登の酒を止めるな!」。
この企画は、能登半島地震によって醸造継続が困難になってしまった蔵と、
全国の有志協力蔵が共同醸造した酒を販売することによって、被災蔵を支援します。
こちらは奥能登・鳳珠の銘酒『谷泉』と新潟・佐渡の銘酒『雅楽代』がタッグを組んで生まれた酒。
今回のコラボでしか味わうことのできない貴重な逸品。
金沢酵母を使用し、雅楽代流の造りに谷泉のエッセンスを込めて醸した特別な一本となっています。
共同醸造することで能登の銘柄を持続させ、能登の酒を未来へと繋げていくための酒です。
また本品の売上は全額、鶴野酒造店の復興のための支援金として還元されます。
穏やかで軽やかな甘みがほんのりと膨らみ、飲み込むとスッとキレ、
後口と共にほんのりとした苦みが食欲をそそるドライなお酒です。